傘は必需品としてみなさんお持ちかと思いますが、「逆さ傘」という傘をご存じでしょうか?
文章だと説明が難しいのですが、開いたときに外側になる面(雨が当たる面)が内側になって畳まれる形状の傘です。

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畳んだ時は、傘の内部の面が外側にくる感じになります。
変わった形状の傘ですよね!
この逆さ傘、珍しい形かと思いますが使い勝手はどうなんだろう?
メリットデメリットはどんな感じ?
今回は逆さ傘についてまとめました!
メリット① 畳んだときに周りを濡らしにくい
これが最も大きいメリットかと思います!
濡れる面を内側にして畳まれるので、電車内で人に触れたとしても濡らすことがありません。
自家用車内に置いとく用の傘として使っている方も多いようですね!
メリット② 個性的なデザインでおしゃれ
開いたときに見えない面が畳まれたときに見えるようになります。
開いたときに見える面は黒地で落ち着いた感じに、畳んだ時はちょっと個性派な柄と遊び心を感じるデザインです!

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逆に畳んだ状態が目に付くことの多いビジネスシーンだとあまり派手な柄は使いにくいかもしれませんね。
黒を基調としたさりげない柄もありますので、そういったものをチョイスするのもいいですね。
内側って広げたときも、自分からよく見える部分なのでお気に入りの柄を選ぶとテンション上がりますよ!
メリット③ 傘立てが無い場所でも自立する
8本~12本ある「骨」の部分が足の役割を果たすので、閉じたときはそのまま床に自立させることができます!

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てるてる坊主みたいですね。
傘立てのない飲食店などで手元に置いておくことが可能です。
ただ、置いてある場所の真下が濡れるのでそこはよく水を切るなどして配慮しましょう。
デメリット① 傘立て・傘袋に入れづらい
畳んだ時、先端のほうが太くなるので傘立てや傘袋に入れるのに苦労します。
自立する・周りを濡らさない、という特徴があるので入れなくても困らないシーンは確かにあるのですが、いつも入れなくて大丈夫なのかというとそうではありません。
傘袋に入れないと水は滴ってしまいます。
傘立てに入れずに自立させて置くと風で飛んでいくことがあります。
まったく入れられない!ってことはないですが、まあまあ大変です(笑)
デメリット② 乾きにくい
濡れている面が内側になるので、広げて干さないと乾きにくいです。
自立するのでぽん、と閉じた状態で置いておくと、1日たったくらいでは乾いていないことが多いです。
広げるのも場所をとりますし、出先だとなかなかそういうことはできないですよね。
いざ使おうと思ったら広げた瞬間、ぼたぼたと自分の周りに水が落ちるなんてこともしばしば…。
デメリット③ 自動開閉のものはほとんどない
手元のスイッチを押しただけでぽん、と開くワンタッチ機能、便利ですよね。
しかし逆さ傘はワンタッチ機能がついてるものが非常に少ないです。
ついてても、閉めるほうだけだったり。
構造上むずかしいのかもしれませんが、もう1つ理由があるとすれば、上述の「乾きにくい」こと。
濡れたまま閉じて横にしておいたりすると水を受けているような状態になるので、ワンタッチでぽん!と開くと盛大に飛び散ることになります。
自動開閉のものがあったとしてもあまり使わないほうがいいかも…。
毎回両手を使って開け閉めすることになるので、それが煩わしい方には向かないかもしれません。
デメリット④ 重い
量ったわけではないんですが、体感的に重量がありました。
軽量をうたっている商品も見当たらないので、構造的に軽量化が難しいのかもしれません。
生地が表と裏と二重になっているため、見た目も太くなります。
ちょっと取り回しがいいとは言いづらいです。
車用の置き傘や、デザインが気に入った方におすすめ
以上、逆さ傘のメリットとデメリットでした!
周りが濡れないことと、デザインが個性的なことが大きなメリットです。
この2つに大きい魅力を感じないのであれば、やや使い勝手が悪い部分が目立つかもしれません。
お気に入りの傘があれば雨の日の憂鬱も少しは和らぐ気がします。
気に入った柄の逆さ傘が見つかったら購入を検討してはいかがでしょうか?
それではごきげんよう!