近年では、Amazonの販売ページのカテゴリにも「ゲーミング」という文字が躍るようになってきましたね。
ひと昔前までは「マニア向け」のイメージが強かったものですが、最近はゲームしない方の目に触れる機会も多くなったように思います。
「ゲーミング機器に興味はあるけれど…PCでゲームはしないし、事務作業にしか使わないのにもったいないかな?」
とお悩みのライトゲーマー&非ゲーマーの方に向けて、「ゲーミングマウスは事務作業にもいいぞ」という記事を書きました!
(マウスだけの記事です。悪しからず)
- ゲーミングマウスがゲーム以外の作業におすすめな理由5つ
- ゲーミングマウスを事務作業用として購入するデメリット5つ
について解説します!
ゲーミングマウスが事務作業用にもおすすめな理由
かく言う私も、PCでゲームはしますがパッド(コントローラー)を使っていてマウスやキーボードはほとんど使いません。
完全に作業用ですがゲーミングマウスのRazer Basilisk Ultimateを使っています。
主観ではありますが、実際に事務作業で使っている側からの解説なんだと思っていただけると幸いです。
①握りやすく疲れにくい形をしている
ゲーミングマウスは、長時間緻密な操作が必要なゲームでも疲れにくく自然に扱えるよう、人間工学に基づいてフィット感を重視した形状になっています。
比べて、一般的なマウスは必要最低限の形状をしていることが多いですね。
私は仕事ではオフィスで使ってたりテレワークで使用しているものはゲーミングマウスではない一般事務用のマウスです(本当は仕事でも使いたいんですが、諸事情により)。
握るというよりどうしても指先でつまんでちょいちょいと動かすような感じになります。
その点Basilisk Ultimateは手に馴染んでくるというか、握ってるという感覚すら忘れるくらいぴったりフィットします。
長時間の作業にも疲れにくく、握り心地はとてもいいです。
②精度・速度が優れている
ゲーミングマウスは一般的なマウスと比べると遥かに高性能なセンサーを使用しています。
コンマ1秒の世界で照準を合わせるゲームで使われるためですね。
それが事務作業でどれだけ体感できるのか、というとかなり微妙ではないか?という声もありそうです。
使用している感想としては一般的なマウスと比べると差は感じます。
一般的なマウスを使用しているときには気にならなかったんですけど、ゲーミングマウスだとポインタの動きと自分の感覚との誤差が明らかに少ないんです。
思ったところにピッ!と一発でいけるというか。
これ、意外と長時間だと疲労度が違ってきます。
一般的なマウス、気にしてなかったけど反応がもっさりしてるんですよね。
「今まで思い通りに動かせてなくて余計なパワー使ってたんやなぁ」ということをBasilisk Ultimateに気づかされました…。
ゲーミングマウスは感度(センサーの反応の度合い)を自分好みにカスタマイズできるものがほとんどなので、自分用に調節できるのもメリットですね!
③ボタンにショートカットキー割り当てで時短に
ゲーミングマウスは多くのモデルでショートカット用のボタンが搭載されています。
それぞれのボタンになんのキーを割り当てるかをカスタマイズすることも可能なので、ボタンにショートカットキーを割り当てることで作業の時短になります。
一般的なマウスもボタンが搭載されているものは多いですが、カスタマイズできなかったり数が少なかったり正直微妙な位置にあったりします。
ボタンの位置に関しては人間工学的なデザインが優れているゲーミングマウスは絶妙な位置取りで快適に使えます。
ボタンの数に関しては、LogitechのG600などは20個のボタンを搭載というもはや変態のような商品もあります。
④見た目がかっこいい。光り方をカスタマイズできるものも。
これ、理由の1つ目に持ってくるべきだったかもしれない。
それぐらい重要。というかゲーミングマウスを事務作業で使いたいって考える人は9割方見た目が好みだから、でしょう。
やはり見た目が気に入ったデバイスを使うとテンション爆上げです。
控えめに言って最高です。なんでもない作業の時間が幸せです。
ゲーミングマウスの特徴は何といっても光ること!
安いゲーミングデバイスだと対応していないこともありますが、光る色だったりパターンだったりはカスタマイズできたりもします。
私のBasilisk Ultimateは白色に光らせてます。控えめな感じでお気に入り。
「光るのヤダ」って方も多いと思うんですけど、光らないゲーミングマウスもあります。
LogicoolのG603、G604などは光らないながら見た目はゲーミングらしくてかっこよく、性能面でもおすすめです。
⑤耐久性が高い
地味にこれ大きいと思うんです。
特に一般的なマウスで安いやつはだんだんクリック効かないとか反応悪くなってきたりするんですけど、ゲーミングマウスはそもそも仕組みから違ったりして耐久性は段違いです。
Basilisk Ultimateは最大約7,000万回のクリックに耐えるそうです!
ヘタるって心配は一切しなくて良さそうなレベルですね…。
ゲーミングマウスの、一般的なマウスと比較したデメリット
「ゲーミングマウスはいいぞ!」とは言うものの、全員におすすめできるわけでは当然ありません。
私が思うデメリットを以下に挙げますので、よく検討していただければと思います。
①価格が高め
これが一番引っかかってくると思います。
ゲーミングマウスは安いものでも5,000円以上は見ておいたほうがよく、対して一般的なマウスは1,000円以下で使用に耐えるものが買えます。
それで気に入った見た目のゲーミングマウスを買おうとすると予算を軽く1万超えてしまうなんてこともあるかと…。
見た目だけでこれは高い…と思ってしまいますよね。
見た目が気に入れば、今は3,800円で性能も申し分ないゲーミングマウスがあるようです。
②左利き用の製品が少ない
人間の手って左右対称ではないので、人間工学的デザインを追求するとマウスも左右非対称になるようです。
Basilisk Ultimateも左右非対称の形をしています。

左右非対称の形をしているマウスを選ぼうと思うと左利き用は本当に少ないです。
左右対称の形をしているものでも、ボタンが右利きの人を想定した位置にあるなんてことも…。
左手でマウスを使う方にゲーミングマウスはおすすめできない、とまでは言わないのですが選択肢が狭まったり魅力が半減することは否めません。
左利き用がラインナップしているモデルもあります。
左手用が出るようなモデルはベストセラー商品で、評価が高いものが多いので買って後悔はしないと思います!
こちらのRazerのDeathAdderというモデルは世界中で高い評価を得ている超人気のゲーミングマウスです。
③Bluetooth接続は対応しているものが少ない
ゲーミングマウスはレスポンスが命なので、精度や安定性に欠けるBluetooth接続はそもそも用途として想定されていないのか対応している製品が少ないです。
専用のレシーバーを使って接続するのが一般的です。
最近は増えてきましたが、まだまだ選択肢は限られると思ったほうがいいでしょう。
④マウスパッドを使用することが前提になっている
ゲーミングマウスは優れたセンサーを持っていますが、これはマウスパッドを使用することが前提になっています。
マウスパッドを使用しなくても使えないということはないのですが、本来の性能を生かしきれない可能性があります。
せっかく性能がいいマウスを使うのにそれではもったいない感じがしますね。
ところで…
デスクの使い方によってはマウスパッドを使用したくない人もいるというのは承知の上ですが、マウスパッドを使わないと結構マウス傷むのでマウスパッドはできれば使ったほうがいいです。
机も傷みます。
⑤バッテリーのもちが悪い
※有線で使う方は読み飛ばしてください。
これはBasilisk Ultimateを使っていて思うことですが、圧倒的にバッテリーの減りは早いと思います。
テレワークのときは一般事務用のロジクールM185を使っています。
単4電池1本で、週2日程度1年以上使っていますがまだ電池交換していません。
Basilisk Ultimateは、充電ドックに2回くらい置き忘れて放置しているともう割と危ういです。
高性能な上に光るからだと思います。
充電って地味に面倒なので、ストレスにはなるかもしれません。

Razerの製品は充電ドックが使えるものが多いのでその辺りは楽ちんです!
それでも忘れる私みたいな人は注意しましょう…。
ゲーミングマウスは事務作業にもいいぞ
以上、ゲーミングマウスが作業用途にもおすすめな理由とデメリットでした。
つまるところオーバースペックなので、事務作業に使っても支障をきたすことはありません。
結論、「気に入ったなら買っちゃえ」ということで、誰かのマウス選びのお役に立てたなら幸いです。
私が使っているRazer Basilisk Ultimateも、ゲームで使ってないから需要があるか微妙ですけどレビュー記事も気が向いたら書きます。
商品はこちら↓です。
見た目が超かっこいいんです。手が大きい人向けかな?
それではごきげんよう!